2019年12月10日
消費税率アップ、その後の記帳は大変なことに!
消費税率アップ後の経理は大変
10月に消費税率が10%に上がりました。
私たち税理士事務所だけでなく、経理の現場で頑張っている方々から、
「もぉ、面倒くさい。大変だ~」
とお嘆きの声をよく聞いております。
10%に上がったけでなく、同時に軽減税率も始まったので、8%の取引も発生しているのですね。
消費税の計算をするには、これらの取引をひとつずつ、丁寧に、もれなく、正しく記録していかねばなりません。
それはもう、大変な作業となります。
これだけでも経理する方にとって大変なのですが、
税率8%の取引については、旧8%と新8%に区分して、経理することになっています。
ご存知でしたか?
なぜ、そんなことになっているのかを、消費税の内訳から説明しますね。
実は、消費税は、国と地方に納める税金なのです。
旧8%の場合は、国に6.3%、地方に1.7%を納めることになっていました。
併せて8%です。
新8%の場合は、国に6.24%、地方に1.76%を納めることになっているのです。
ええ~!?同じ税率でも中身が違うなんて!
なんて、ややこしや~。
ここでAIのお力を拝借
ちまたではAIが発達すると、なくなる職業の上位に入る税理士業ですが(苦笑)、
ここは素直にAIを技術に頼ってしまいましょう。
AIの良いところは、
正確、もれなし、計算間違いなし!
私どもの事務所で使っているもので、おススメなのはSTREAMED。
こちらは記帳自動化サービスのソフトなのですが、
サランラップくらいの大きさのスキャナーを使って、領収書や通帳を読み込み、
会計ソフトへ直接取り込む機能を持っています。
面倒な作業だった領収書からの記帳は必要ありません。
記帳の正確性と省コスト化が図れます。
さらに、10%と8%の区分だけでなく、新旧の8%の区分まで、自動で読み取りができてしまうのです。
すごいですね~。
いままではレシート一枚で、一つの仕訳でした。
それが複数の仕訳が必要となってしまったのが、その点もクリアー!
対策にはうってつけに思います。
経理の合理化や、細かな経理処理のことは、
やはり専門家である税理士にお尋ねになるといいでしょう。
AIを使って、面倒な経理からおさらば、働き方改革ですよ!
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お楽しみに!