2016年10月5日
契約書や領収書は税抜き金額で。印紙税が安くなるかもしれません。
お店をやってる方や会社での営業や法務部門の方、もちろん経営者にとって
印紙税はなじみがあるものかもしれません。
印紙税は文書に課税されます。
つまり、文書を作成することで取引が明確になり、法律関係が安定するというメリットがあるので、税金を負担してほしいという趣旨です。
印紙税の金額は取引価格に応じてだんだん高くなります。
たとえば領収書なら5万円未満なら税金はかかりませんが
100万円なら200円
101万円なら400円
たった1円の違いで税金が変わります。
たくさん取引があったり、契約が増えると印紙税もばかになりませんからね。
さて、ここで注目してほしいのが消費税です。
実は消費税の表示によって、貼る印紙税が変わってくるかもしれないとご存知でしょうか。
印紙税では文書に書かれている金額に応じて支払います。
消費税込みで108万円
消費税抜きで100万円
同じ取引ですが、このままでは印紙税は400円と200円と違ってきます。
消費税込み108万円を消費税抜き100万円、消費税8万円と
区分するだけで節税
になるのです。
少し前に5%から8%に消費税が上がりました。
これから近い将来に消費税は10%になります。
覚えておいてください。
印紙は消費税を区分して節税です!
細かいようですが、知ってると得した気分になりますね。
ちょっとして節税ネタは税理士なら得意科目。
気軽に聞いてみてくださいね。
思わぬ節税になるかもしれませんよ。
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