2023年8月10日
経営のカイゼンは勘定科目のカイゼンなり【売上高】
私たち税理士が扱っている業務の範囲を一言で言うなら、「税務会計」となります。
税務は、税務申告書を作成したり、税務相談にのったりする仕事で、
会計は、適正な決算書を作る仕事です。
決算書は株主や銀行、税務署などステークホルダーへの報告用ではありますが、
一方では経営に役立つものであるべきでしょう。
「経営のカイゼンは勘定科目のカイゼンなり」
ここに私たち会計人がこだわる理由があります。
損益計算書を見るポイントは3つ
損益計算書を見るとたくさんの勘定科目が並んでいて、見づらいなぁと思いますが
見るポイントは3つです。
損益計算書の仕組みは
売上高(収益)-費用=利益
「収益」「費用」「利益」この3つの要素を押さえればOKということです。
売上高ってなんだ?
「売上高」。経営者なら誰でも使っている言葉です。
では売上高を定義してみてください。いかがですか?
さまざまな答えが出てくるのではないでしょうか。
売上高はその会社の事業規模を表す
業種が違う方との会話で、売上高を尋ねてみてもあまり意味はありませんよ。
自分の会社をみる時に大切なのは、他社との比較ではありません。
売上高は3年間くらいを並べて比較することが大切な視点です。
元氣玉経営パートナーでもある私の売上高の定義は
社長が熱い思いを語り、「顧客の創造」を表したもの
師である福田先生の教えでもあります。
商品の質を磨き、納期を守り、価格をつけて、そしてダントツ商品にしてゆく。
市場は絞り込み、社長がトップセールスマンとして機能する体制にする。
自信に満ちた熱き思いをお客様に語る。
それが売上高と考えます。
会計人である私たちは、社長と一緒にその検証をいつも行っています。
熱い思いを語っているか。
魂を込めて商品を作っているか。
社長がトップセールスマンとして汗をかいているか。
目指す市場は明確か。
これらすべてが勘定科目のカイゼンです。
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お楽しみに!