2014年12月5日
あなたは、解けるかな?子ども税金クイズ
先日、税理士会の会務で区内にある大型スーパーにて「子ども税金クイズ」を行ってきました。
税理士会では子どもたち向けに税金の啓蒙活動として、子ども税金クイズ、租税教室などを行っているのです。
子どもたちがお小遣いでおもちゃを買ったとしても消費税はかかっており、子どもたちだって税金を納めているのです。
当たり前といえばそうなのでしょうが、市民が税金について正しく学ぶことはとても重要だと思っています。
今回のイベントは小学生相手で、事前にレクチャーをしてその後クイズを出す形式でしたが、なかなかの理解度でしたよ!
ちなみに出した問題を紹介しますので、一緒にやってみましょう!
さぁ、できるでしょうか。もちろん大の大人なら常識ですね!
では第1問。
Q.日本で消費税が始まったのはいつですか?
①明治 ②昭和 ③平成
続いて第2問。
Q.日本で救急車を利用した人はいくら払うでしょう?
①無料 ②ガソリン代実費 ③一律3万円
第3問へ行きますよ。
Q.国の税金についての法律を作るのは誰ですか?
①内閣総理大臣 ②裁判所 ③国会議員
それでは最後の問題。
Q.次のうち税金がかかるのはどれでしょう?
①ノーベル賞 ②宝くじの当選金 ③拾ったお金
いかがでしょうか。
全問スラスラ~っと解けましたか?
答え合わせをしましょう。
消費税が始まったのは、平成元年4月1日。
もう26年目なんですね。
最初の税率は3%でした。
救急車に乗ることはなかなかありませんから、ん?と考えちゃった人がいるかもしれません。
モチロン答えは無料。
すべて税金で賄われています。
ときにタクシー代わりに使うような人がると耳にします。それはちょっと困ったことですね。
税金の法律を作るのは、そう国会です。
子どもたちは「総理大臣!」と言うかと思ったのですが、いやいやしっかり答えていました。
間もなく衆議院の選挙ですね。
大人はしっかり権利行使をして、国会議員を選びたいものです。
さて、最後の問題は意外と引っかかったかもしれません。
税金がかかるのは、拾ったお金です。
宝くじにはかからないのですね。
というか、拾ったお金はまず警察に届けないと~!
イベントでは子どもたちと楽しく学んできました。
税金のことを学ぶのは、子どもだけではなく大人にとっても大切。
そして税金で考えてほしいことは、
「どう集めるか」ではなく「何に使うか」
だと思います。
この子どもたちによりよい社会をバトンタッチしていけるように、市民が賢くなって税金の使い道を決めていかねばなりませんね。
名古屋発!税理士アニキの感動!笑売
は毎月1日、15日に更新しています。お楽しみに!!