2022年9月12日
税金の支払いもキャッシュレスで
インターネットバンキングをされていますか?
電子帳簿保存法の改正もあり、経理ソフトをクラウド化する事業主様がぐっと増えました。
もちろんインターネットバンキングが前提となります。
各種税金の支払いもキャッシュレスで行えるようになってきました。
納税する方法は次の4つがあります。
キャッシュレスで行えるのは直接納税以外の3つです。
- 直接納付
- 振替納税
- 電子納税
- クレジットカード納付
直接納付は金融機関又は所轄の税務署の窓口で、現金に納付書を添えて国税を納付する方法です。
従来はこちらが主流でした。
月末の銀行振込みは待ち時間もあり、忙しい事業主さんからすれば時間がもったいないと思うでしょう。
振替納税は指定された金融機関の口座より、納税金額を振り替える方法です。
こちらは個人事業主様向けとなります。法人様は使えません。
使える税金は個人の所得税と消費税のみとなります。
振替納税の手続きをすることで引落しができるようになります。
はがきを金融機関か税務署へ提出することで手続きが完了します。
申告期限の3月15日より、およそ一か月後に納付期限が設定されているので、直接納付よりお金の準備に余裕がありますので安心です。
税理士から3月10日ごろに「税金はこれくらいです、15日にまでに納めてくださいね」と言われても「え!?すぐお金を手当てして銀行に行かねば~」とあせります。
電子納税は国税の納付手続を自宅やオフィスからインターネットを経由して電子的に行う方法です。
税務署や金融機関に出向く必要がありません。
これにはふたつの方法があります。ダイレクト納付による方法とインターネットバンキング等による方法です。
インターネットバンキングによる方法はさらに登録方式・入力方式とに分かれます。
ダイレクト納付の場合は、インターネットバンキングの契約は必要ありませんが、税務署に事前にダイレクト納付利用届出書の提出が必要です。またe-Taxで申告納税するため、税理士報酬が発生する場合もあります。
クレジットカード納付は、インターネット上でのクレジットカード支払の機能を利用して、国税庁長官が指定した納付受託者(トヨタファイナンス株式会社)へ国税の納付の立替払いを委託することにより、国税を納付する方法です。
クレカ納付は他のキャッシュレス納付と異なり、ポイントがたまる、分割払いができるメリットがある一方、手数料がかかるデメリットがあります。
とはいえ手数料以上のポイントが付くケースもあるようです。ポイント率が0.8%くらいが目安と言われています。
また税金の支払い金額によってはカードの限度額を圧迫するため、他の経費の支払いを見ながらとなります。
納税の方法いろいろ選べるようになりました。
ご自身のメリットを考えて選択してみてくださいね。
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