2020年7月10日
融資と団体信用生命保険
「団体信用生命保険」に入っていますか?
団体信用生命保険とは、住宅ローンを借りたとき、契約者が亡くなってしまった場合に、
残りのローンを肩代わりしてくれる、住宅ローン専用の生命保険です。
ありがたいですね~
略して「団信」と言われています。
住宅ローンは、最長で35年もあり、長期間にわたって返済していくので
その間、万が一のことがおき、残された家族に、住宅ローンが残ってしまう。
そような事態を避けるための保険が、団体信用生命保険です。
団体信用生命保険に加入していれば、ローン契約者に万が一のことがあった場合、
保険会社から金融機関へ、住宅ローンの残額分が支払われるので、
残された家族は、住宅ローンの返済に困ることはありません。
安心ですね。
だから、住宅ローンを組む方は、ほとんどが入られるのではないでしょうか。
融資を受けたときの保険は
事業をしていれば融資を受けることは、日常的です。
コロナ禍においても、多額の融資を受けた経営者様も多いことでしょう。
実は融資の場合でも、同じく「団体信用保険」があるのをご存知でしょうか。
聞いた話によれば、
日本政策金融公庫の融資では、およそ30%
民間の銀行で、セーフティネット保証つきの融資では、およそ5%
の方しか、団体信用保険の契約をしていないそうです。
通常の融資であれば、5年の借入期間なので、
住宅ローンのように、何十年もの長期ではないため、
万が一のリスクを考えづらい側面もあるでしょう。
しかし、今回のコロナ特別融資では10年や15年という、長期の借入期間もあります。
いま50歳でも、15年後は65歳。
変わらず健康で、大丈夫か?と問われれば、私は少し自信がありません(苦笑)。
交通事故なんて「まさか」なこともあります。
押さえておきたいポイントは、
融資を受けるタイミングでしか、団体信用保険に契約できない
ことです。
もしあなたが、団体生命保険に加入するのを忘れていたら・・・
民間の生命保険を活用してもらうことをお勧めします。
融資で団体信用保険に入っていなかったため、
P社さんの逓減定期保険を利用した事例をご紹介します。
払込期間は15年、保険金額は融資額と同金額の1,000万円です。
毎月の支払保険料は2,900円でした!
通常の融資は、5年で終わってしまうので、
無事返済したら解約しても、P社さんの場合他の保険に変換もできます。
コロナ特別融資は、借入期間が10年以上になるものがあるわけですから、
団体信用生命保険に入り忘れた方には最適ですね。
榊原税理士事務所では、生命保険のお問い合わせにもお応えしております。
もちろん、私でなくても、保険に精通してる税理士はたくさんいます。
おや?そう思ったら、税理士にお声掛けくださいね。
親身になって相談に乗ってくれると思います。
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