2015年12月2日
社内規定の整備と一緒に人材を育成すると助成金がもらえます
私は税理士を資格として仕事をしておりますが、
妻は社会保険労務士を資格として仕事をしております。
税務のこと、会計のこと、財務のことなどは分かるのですが
労務のことは、やっぱり専門家に聞くが一番!
同じ事務所内に社会保険労務士がいるというのは、
本当にありがたいですね。
当然、お客様にもメリットがいっぱいです。
今回はそんなメリットの一つ、助成金のご案内です。
「助成金」というのは、その名の通り
何か目的があってお金を使った場合に、お金を助成しますよ、というものです。
実は助成金は毎年さまざまなものがリリースされているのですが
27年度に新しく出たものの一押しはコチラ。
企業内人材育成推進助成金。
いまはどの業界、どの会社でも、口を開けば
人材不足
と言われます。
人材を人財にするには、コストがかりますよね~
募集から始まり、面談、採用、その手続き。
お金がかかるだけでなく、担当者の時間コストも大変です。
採用したらしたで、例え中途採用だとしても
社内での研修、OJTなど業務を一通りこなせるようになるまで
時間もかかります。売上だって上がりません。
もちろん、レクチャーをするために指導役の時間コストも忘れちゃいけません。
せっかく採用しても、「辞めます」なんてことも!
良い人材を採用して、継続して働いてもらうには
魅力的な会社であることはもちろん
働く環境がしっかり整備されていることが重要です。
とはいえ、中小零細企業では
やろう、やろうと思っていても、なかなか時間をとることもできないし、
費用もそれなりにかかるので、躊躇して先延ばしになっていることが多いのではないでしょうか。
今回のご紹介する助成金は、そんな悩みを一気に解決してくれる
待望の助成金なのです。
かいつまんでご紹介すると
人材育成制度を就業規則に規定して導入し
① 従業員に対して教育訓練や職業能力評価をジョブ・カードを使って計画的に行なう
② 従業員に対するキャリア・コンサルティングをジョブ・カードを使って計画的に行う
すると中小企業では
①を行なうと50万~100万円
②を行なうと30万~80万円
助成金がもらえるのです。
最高額はナント
180万円!
これだけあれば、今すぐでもできそうですね。
ネットで探したありきたりの就業規則ではなく
自分の会社に合った、経営者の思いを詰め込んだ就業規則。
社員のモチベーションがグングン上がるような評価制度。
働く意味を考え、会社に利益をもたらすことが社会の利益につながるような研修。
それらを助成金をもらって行なえるんです。
こんなチャンスはなかなかありませんね。
税理士は、お客様の税金を計算するだけが仕事ではありません。
やはりお客様が成長して
一緒に喜んでいくことに喜びを感じています。
人材をピカピカにしたい、
そう思ったら身近な税理士や社会保険労務士にお尋ねくださいね!
ブログ【名古屋発!税理士アニキの感動!笑売】
は毎月1日、15日に更新しています。お楽しみに